九州脊梁の中央部の秘境に椎葉村はあります。壇ノ浦の合戦に敗れた平家残党の隠里椎葉村は、平家と源氏が唯一共存する山里村です。
椎葉平家まつりは、椎葉に残る鶴富姫と那須大八郎の伝説を現代に甦らせたイベントで、毎年11月の紅葉の美しい時期に行われます。また、椎葉民謡の「ひえつき節」にも歌われる椎葉に伝わる物語を題材にしたお祭りです。椎葉平家まつりは、鶴富姫を供養する「法楽祭」から始まり、当時の様子が再現される華麗な時代絵巻「大和絵巻武者行列」は圧巻です。毎年11月に開催されるこの祭りでは、平家の末裔鶴富姫の御霊を慰め、800年の時を越え源氏の武将那須大八郎と鶴富姫のつかの間の逢瀬が再現されます。絢爛豪華な大和絵巻武者行列は見応え十分です。
◆会場:メインステージは椎葉村役場横中央ステージ、鶴富屋敷、開発センターほか
◆お問合せ先:0982-67-3203(椎葉村地域振興課)
〒883-1601 宮崎県東臼杵郡椎葉村下福良1762番地1
◆期間:2015年11月6日(金)〜2015年11月8日(日) 9:00〜21:00
◆アクセス
JR日向市駅→バス2時間20分、バス停:山中食堂下下車、徒歩すぐ
車:九州道御船ICから国道445・218・265号経由97km1時間45分
◆駐車場:あり(1000台)
◆料金:無料
◆見学・所要時間:180分
鶴富屋敷(国指定重要文化財 那須家住宅)
鶴富屋敷は、椎葉に伝わる悲恋物語の主人公・鶴富姫(つるとみひめ)と那須大八郎(なすのだいはちろう)が住んだという言い伝えが残る屋敷です。4部屋が横一列に並び、縁も一続きになった、この地特有の寝殿造様の間取りは、神楽などを行うために建てられたといいます。平安期の屋敷の様式をとどめており昔の人々の暮らしがうかがえる民族学的にも貴重な建物です。
◆住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村下福良1818
◆お問い合わせ:0982-67-2320
◆駐車場:あり
◆料金:入場 一般200円、中学生以下100円
※椎葉民俗芸能博物館との共通券 一般430円、高校生330円、中学生以下200円
◆時間9~17時
◆休み:11月第2金曜午後~日曜までは庭園からの見学のみ(平家祭り)
椎葉村の旅館・民宿一覧は?
【上椎葉地区】
・二鶴旅館(下2区):0982-67-2064
・旅館奥日向 (下1区):0982-67-2454
・民宿すずかけ(下1区):0982-67-2166
・旅荘陣屋の里(下1区):0982-67-2836
・旅館鶴富屋敷(上1区):0982-67-2320
・森の宿三越(中1区):0982-67-2063
・民宿ひえつき荘(下3区):0982-67-2125
【尾八重地区】
・森の民宿龍神館(松木):0982-67-2261
【尾向地区】
・ドライブイン平家(水無):0982-67-5657
・民宿紅葉屋(尾前上):0982-67-5633
・民宿おまえ(尾前上):0982-67-5959
・岩富旅館(尾前下):0982-67-5956
・民宿又一(尾前下):0982-67-5621
・民宿焼畑(向山日添):0982-67-5516
【不土野地区】
・富どの亭不土野(上福良):0982-67-5311