若山牧水記念文学館へのアクセス行き方と有名な代表作の短歌集は?

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歌人「若山牧水」は、人と自然を愛し続け、44年の生涯において約9千首の短歌を残した宮崎県が誇る郷土の歌人です。見知らぬ自然を求めて全国を旅した若山牧水の短歌は、「あくがれ」の文学ともいわれています。今回は、日向市東郷町坪谷にある「若山牧水記念文学館」へのアクセスや有名な代表作の短歌集などについて紹介します。

若山牧水の経歴と代表的な短歌、歌集は?

若山牧水は、旧制延岡中学(県立延岡高校)時代に短歌に目覚め、文芸雑誌に投稿するなど、詩歌の創作を始めます。

その後、早稲田大学への進学のために上京し、北原白秋や石川啄木らと交流を深め、本格的に文学の道へと進んでいきます。

太田喜志子と結婚後まもなく、父危篤の知らせを受け、一時帰郷し、故郷に残るようにとの説得に苦悩した若谷牧水ではありましたが、文学への思いが強く上京し、その後は旅を続け、多くの歌を後世に残しました。

昭和3年9月17日に44歳で亡くなるまで創作活動に邁進した若山牧水は、国民的歌人として、現在でも多くのファンを魅了し続けています。

代表的な歌集に、「海の声」、「別離」、「くろ土」、「山桜の歌」などがあります。いずれも感受性の高かった若山牧水の折々の出来事から感じ、学びとった成長を伺い知ることができます。

その他にも、「みなかみ紀行」や「海より山より」、「比叡と熊野」などの散文集や紀行文集などがあります。

【ふるさとの 尾鈴のやまの かなしさよ 秋もかすみの たなびきてをり】

この歌は、昭和22年11月に若山牧水の生家のすぐ裏にある自然石に刻まれ、歌碑となりました。大正元年11月の父の死で、故郷にとどまるか、文学の道に進むかで、牧水は悩みました。そんな時期の心境を詠んだものといわれています。

ちなみに、全国にある若山牧水の歌碑は、300基を超えるといわれています。

若山牧水記念文学館の場所、開館時間、入館料、休館日は?

◆場所:宮崎県日向市東郷町坪谷1271

◆開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)

◆入館料
・高校生以上:300円
・小・中学生:100円
・団体割引あり

◆休館日
・月曜日(祝日を除く)
・年末年始(12月29日~1月3日)
・上記以外で、臨時休館あり

◆お問い合わせ:0982-68-9511

若山牧水記念文学館へのアクセス、駐車場は?

◆アクセス

【日向市駅から若山牧水文学館まで】

・車 :約35分
・バス:神門(みかど)行き 「牧水生家前」下車すぐ

【JRで日向市駅まで】

・博 多:約4時間40分
・小 倉:約3時間50分
・鹿児島:約3時間00分
・宮 崎:約1時間00分

【車で宮崎県内から日向市まで】

・宮崎市:約1時間
・延岡市:約20分
・日南市:約2時間
・都城市:約1時間30分

◆駐車場:あり

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