宮崎県のおすすめ歴史観光穴場は第39回飫肥城下まつり

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宮崎県日南市にある飫肥(おび)という城下町を知っていますか?渥美清主演の第45作(平成4年12月公開)「男はつらいよ 寅次郎の青春」ではロケ地になりました。宮崎県日南市にある飫肥は、九州で最初に“重要伝統的建造物群保存地区”として認定された城下町です。幕末まで伊東家5万1千石の城下町として栄えました。この飫肥地区は、深い森林に囲まれ、和のおもてなしが外国人観光客にも人気のスポットです。そして、秋の日南を代表する祭りといえば第39回飫肥城下まつりです。

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飫肥城下祭り2017の日程とパレード、アクセス、駐車場は?

飫肥城下町の由来と特徴

◆初代藩主は伊東祐兵(すけたけ、工藤祐経の子孫)

◆豊臣秀吉より九州征伐の功績により飫肥城主に任命

◆伊東祐兵以来約280年間、14代にわたり伊東家が統治

◆戦国時代は、84年間にわたる伊東VS島津の覇権争い

◆昭和52年5月18日に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定

飫肥城下町の観光オススメ名所

◆豫章館
豫章館は、飫肥城藩主であった伊東家が飫肥城から移り住んだ邸宅で、明治2年(1869年)に建てられました。当時は大きな楠(クスノキ)があり、この楠を「予章木」とも呼んだことから「豫章館」と名づけられました。

広い敷地内には当時のままの主屋、御数寄屋、蔵、庭などが残り、南九州らしい武家屋敷の雰囲気がそのまま残っています。城主が眺めた広い庭園を、ゆっくり散策してみるのも風流です。

◆松尾丸
松尾丸は、昭和54年に建てられた比較的新しい建物ですが、100年ものの飫肥杉を使用した江戸時代初期の書院造りで建てられており、杉の木の美しさが随所に光ります。

館内に展示されている川御座船(かわござぶね)「舞鶴丸」の模型(藩主が使用した御座船の縮尺模型)は、昔から林業が盛んであった飫肥藩を忍ぶ、木組みの見事な模型です。

◆飫肥城歴史資料館

飫肥城歴史資料館は、藩主伊東家やその家臣に代々伝えられてきた甲冑(かっちゅう)や刀剣、古文書等が展示保管されています。1587年(天正15年)~明治4年に至るまでの藩主であった伊東家の、華やかなりし頃の生活や江戸時代の職人仕事のすばらしさを、垣間見ることができます。

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第39回飫肥城下まつりは?

秋の日南を代表するまつりで、郷土芸能や武者行列などの市中パレード、早馬、ステージイベントなど、飫肥の城下町の風情をたっぷりと味わう2日間です。今年も下記の日程で開催予定です。秋の行楽シーズンには、九州の小京都・飫肥がオススメです。

◆開催日時:平成28年10月15日(土)、16日(日)

◆開催場所:飫肥城周辺

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