五ヶ瀬町の三ヵ所神社・中登神社の秋の例大祭、荒踊り、アクセス、駐車場は?

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国の重要無形民俗文化財に指定されている「荒踊(あらおどり)」が三ヶ所神社・中登神社にて奉納されます。五ヶ瀬の荒踊は、五ヶ瀬町大字三ヶ所坂本地区の約250戸の人々によって伝承されているものです。弓、槍、鉄砲を手に、戦国時代の武者装束で踊る荒踊(あらおどり)は、400年前の天正年間より伝えられる勇壮な踊りです。三ヵ所神社から南に1kmほどの「荒踊りの館」前、中登神社でも披露されます。

荒踊の会場、日程は?

◆会 場:三ヵ所神社・中登神社・荒踊の館

◆住 所

・三ヵ所神社:宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町三ヶ所8736
・荒踊の館 :宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字三ヶ所3216番地1

◆開催日:平成26年9月28日(日)

◆時 間:午前10時30分~

◆お問い合わせ:0982-82-1717(五ヶ瀬町 地域振興課)

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荒踊の歴史、由来は?

五ヶ瀬町の荒踊は、五ヶ瀬町大字三ヶ所坂本地区に伝承されるもので、毎年9月の第4日曜日(三ヶ所神社の例大祭や中登神社、荒踊の館)に踊られています。

五ヶ瀬町に伝わっている荒踊は、16世紀末の天正年間に、神社から南に1kmほどのところにあった坂本城主・坂本伊賀守正行が始めたと伝えられ、戦国時代の戦いの陣立てを再現する踊りです。現在まで約400年の間、城のあった坂本地区の人々によって守られていて、踊りは各地区で担当が決められているほか、幕の中で謡う踊り太夫や太鼓附き、幔幕張りは世襲制で伝えられてきました。

踊りはもともと18種類あったとされ、現在は「御門のていの踊り」「御所殿踊り」など13種類が伝えられています。いずれもひとつの踊りが30~40分あり、全て踊るには5~6時間かかります。

一番のみどころは、行列隊形で踊られる「出は」「入りは」に出てくる火縄銃を撃つ場面です。踊りが終わりに近づくと、跳躍しながら太鼓が打ち鳴らされ、法螺貝がなり、空に向けて2丁の火縄銃が撃ち放たれます。すると一斉に踊りの列は大きく形を変え、ひときわ力強い踊りへ変わっていきます。

この荒踊は、規模や構成が大がかりであるばかりでなく、他に類例のない芸態を有し、地域的特色の顕著な風流の踊りでもあります。

荒踊の会場へのアクセス、駐車場は?

◆アクセス
・松橋ICから車で80分R218経由、室野交差点を右折、R503諸塚方面へ約5分
・高千穂バスセンターよりバスで30分、コミュニティバス坂本バス停まで15分、下車後徒歩10分

◆駐車場:有り