高千穂峡ボート乗り場水没での運休はいつからいつまで?その原因、理由は?

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宮崎県北部観光スポットで全国的にも有名なのが高千穂峡です。中でも人気あるのが「貸しボート」です。観光シーズン中は順番待ちとなります。実はこの貸しボート乗り場が2年後の2021年10月から水没し、約2年半程にわたって運休となる可能性が出てきました。

これは12月18日(水)の高千穂町と旭化成が共同で開いた会見でわかりました。もちろん翌日の宮崎県地方紙「宮崎日日新聞」ではトップ記事でした。

高千穂峡のボート乗り場水没での運休の原因、理由は?

理由は、高千穂峡下流にある旭化成水ケ崎発電所の老朽化に伴う耐震性改修工事が影響しているようです。

今後の高千穂町と旭化成との協議に注目したいところです。

新聞記事やテレビニュースから得た情報で初めて高千穂峡下流にある旭化成水ケ崎発電所の存在を知った方も多いのではないでしょうか。実は私もその1人です。

旭化成によれば、高千穂峡の3キロほど下流にある旭化成水ケ崎発電所が老朽化したので、耐震性を高めるための改修工事を、再来年2021年の10月にも始めたいというわけです。

この旭化成水ケ崎発電所での発電には、五ヶ瀬川の高千穂峡より上流から取水した大量の水を高千穂峡をう回するように、川沿いの「導水路」を通して発電所に運び、発電に使った後は、高千穂峡の下流に流れる仕組みになっています。

そのため耐震性改修工事期間中に取水を停止すると、高千穂峡では、水の勢いが増して流れが速くなり、しかも水位が上がってボート乗り場が30センチほど水没すると想定されるようです。

高千穂峡ボート乗り場水没での運休はいつからいつまで?

高千穂峡ボート乗り場は、早ければ2021年の10月から約2年半にわたって使えない可能性があるというわけです。

高千穂峡の貸しボートは、年間で約14万人が利用する人気施設で、高千穂町では、観光への影響が最小限になるよう、旭化成と話し合いを続けるということです。

高千穂町の甲斐宗之町長によれば「ボートが動かせないのは、大きな影響が出るので、運休を避けられるような対策を要望していきたい」と話していました。

一方、旭化成は「関係者の理解を得るため、期日を設けず話し合っていきたい」としています。

今後の動向に目が離せません。

高千穂峡の駐車場は?貸しボートの受付時間は?

◆駐車場:高千穂峡内の駐車場
・御塩井(おしおい)駐車場:500円
・あららぎ駐車場:300円
・大橋駐車場(無料)
※カーナビ設定時は、高千穂峡淡水魚水族館 TEL:0982-72-2269を設定して下さい。
※大型車でお越しの団体の方は大橋駐車場でお客様の下車となります。
※満車等により駐車できない場合は係員の案内にしたがって下さい。

◆トイレ:あり

◆入場料:なし

◆高千穂峡遊覧ボート:受付時間 8:30~16:30

高千穂峡へのアクセスは?

<熊本県方面から高千穂の場合>

◆黒川温泉から高千穂:所要時間約1時間40分

◆熊本空港から高千穂:所要時間約1時間30分

◆熊本駅から高千穂:所要時間約2時間

◆阿蘇市(内枚)方面から高千穂:所要時間約1時間30分

<大分県方面から高千穂の場合>

◆湯布院から高千穂:所要時間約2時間30分

◆別府方面から高千穂:所要時間約2時間40分

◆臼杵港から高千穂:所要時間約2時間

◆佐賀関港から高千穂:所要時間約2時間30分

◆佐伯市から高千穂:所要時間約1時間10分

◆竹田市から高千穂:所要時間1時間30分

<福岡県方面からアクセスルート>

◆福岡空港から高千穂
・熊本IC利用、南阿蘇経由
・益城熊本空港IC利用、俵山経由
・松橋IC利用、山都町経由
※所要時間:約3時間

<宮崎県内からのアクセスルート>

◆宮崎空港から高千穂:所要時間約2時間15分

<鹿児島方面からのアクセスルート>

◆霧島神宮から高千穂
・宮崎市内経由(東九州自動車道利用)約3時間
・熊本県経由(九州自動車道利用)約3時間

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