えびの高原ミヤマキリシマのつつじヶ丘、硫黄山周辺の見頃は?

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えびの高原の初夏を代表する季節の花といえば、ミヤマキリシマ(深山霧島)です。ミヤマキリシマ(深山霧島)の開花見ごろの時期には、えびの高原は多くのお花見観光客や登山者で賑わいます。

えびの高原を含めた霧島連山を代表する花のミヤマキリシマ(深山霧島)は、ヤマツツジが高山の環境に適応して変化したと言われます。霧島連山だけでなく、阿蘇、久住、雲仙など、九州の高山地域の日あたりの良いところに群落をつくって生育しています。

つつじヶ丘、硫黄山周辺のミヤマキリシマの開花見頃は?

ミヤマキリシマ(深山霧島)は、ヤマツツジに比べると葉や花がやや小型化し、日あたりの良いところでは枝が密に分かれて樹高の生長が抑えられ、自然と庭木の玉物のような丸い樹形となります。枝の先端に2~3個花を付け、5枚の花弁は紅紫色から淡紅色、朱紅色など多彩です。やや小形の花が一面に紅絨毯を敷きつめ霧島の初夏の山々を彩り、例年多くの登山客や観光客で賑わいます。まさに霧島連山、えびの高原の初夏を代表する花です。

3万本が群生する「つつじケ丘」は、5月下旬で6、7分咲きで、6月上旬にかけて見ごろを迎えそうです。ツツジ科のミヤマキリシマは淡い紅紫色で、霧島連山を代表する名花です。硫黄山周辺も名所の一つですが、今は火口周辺警報が発令され、半径約1キロが立ち入り禁止になっています。えびのエコミュージアムセンターによれば、規制区域外では池巡りコースの白鳥山の山頂でも楽しむことができます。同センター前からは硫黄山の噴気と、花でピンクに染まる斜面が一望できます。

◆見頃:5月下旬~6月下旬

えびの高原のミヤマキリシマ(深山霧島)の見どころスポットは、中心部に位置する「つつじケ丘」周辺と「硫黄山」周辺です。

◆つつじケ丘周辺

えびの高原内では低い位置にあるつつじケ丘は、冷気が溜まり花芽の生長が遅れるため、硫黄山周辺の見頃が終わりかけてから開花が始まり、6月初旬に見頃を迎えます。駐車場に近く、車椅子での移動ができるように園路も一部整備されているので、気軽にミヤマキリシマが満喫できる場所です。

◆硫黄山周辺

硫黄山は、噴気活動で地温が高く、陽だまりの斜面となっているため高原内ではもっとも早い5月下旬頃から6月初旬が見頃になります。コバルトブルーの不動池とミヤマキリシマのコントラストは、登山客や観光客を楽しませています。現在は、火口周辺警報が発令され、半径約1キロが立ち入り禁止になっています。

えびの高原の春から夏の季節の花は?

◆キリシマミズキ
キリシマミズキは、枝いっぱいに甘い香りのする黄色い花をつけます。

・見頃時期:4月上旬~5月上旬

◆ノカイドウ


ノカイドウは、えびの高原だけに自生する国の天然記念物です。

・見頃時期:4月下旬~5月上旬

◆ミヤマキリシマ
ミヤマキリシマの鮮やかなピンクの花は、えびの高原のシンボルです。

・見頃時期:5月下旬~6月下旬

◆ナツツバキ
ナツツバキは、直径5cmほどの可愛らしいツバキです。

・見頃時期:6月下旬~7月下旬

えびの高原のおすすめの観光スポットの池巡りって?

えびの高原のおすすめの観光スポットの1つに、お手軽に自然を満喫するということで、池めぐりをするトレッキングコースが人気があります。

山々の表情の豊かで麗しい姿が魅力の池巡りコースは、霧島錦江湾国立公園のなかでも季節の花々・木々の緑・紅葉・鳥のさえずり・蝉しぐれ・日本の音百選「えびの高原の野生鹿」・白鳥山の樹氷などと一年を通して楽しめるとして多くトレッキング愛好家や写真愛好家の方をはじめ最も人々に親しまれているコースです。

林野庁はここを「森林浴の森百選」に選定し、平成16年には「美しい日本の歩きたくなる道推薦会議」より、「歩きたくなる道五百選」にも選ばれています。

【池めぐりコース】

えびのエコミュージアムセンター近くの登山口から、時計回りに三つの火口湖(白紫池、六観音御池、不動池)をめぐる池めぐりコースは、白鳥山山頂近くで急な勾配はありますが、それぞれの火口湖の表情を楽しみながら、約2時間で一周できるトレッキングコースです。白鳥山の山頂部には直径600メートルの浅い火口があり、南には桜島が見える展望が開け、韓国岳の山容もまじかに見ることができます。

◆コース

・えびのエコミュージアムセンタースタート
↓徒歩10分
・えびの展望台:えびの高原が一望できる撮影スポット
↓徒歩20分
・二湖パノラマ展望台:池めぐりコース一番の身どころ
↓徒歩30分
・六観音御池展望台:紅葉シーズンは特にオススメ
↓徒歩30分
・不動池:透明度が高く七変化が楽しめる
↓徒歩30分
・温泉(えびの高原荘)

◆距離:4.3km

◆所要時間:約2時間

散策後は、近くの国民宿舎「えびの高原荘」の温泉で日帰り入浴ができます。

えびの高原の温泉日帰りのできる温泉ホテルは?

【温泉ホテル:国民宿舎「えびの高原荘」】

◆場所:宮崎県えびの市大字末永1489

◆料金:日帰り入浴 520円

◆時間:11:30~20:00(受付~19:00)

◆休み:無休

◆アクセス:バス停「えびの高原」から徒歩5分

◆駐車場:有り(50台/無料)

◆お問い合わせ:0984-33-0161

えびのエコミュージアムセンターとは?

えびの高原の豊かな自然や見どころなどを写真や映像、ジオラマなどで紹介する自然博物館です。韓国岳登山口にほど近い場所にあります。ゆるやかな時間が流れる館内では池めぐりやハイキングなど高原を楽しむためのさまざまな情報なども提供しています。また、ドライブの途中に気軽に立ち寄れる休憩スポットでもあります。

◆住所:えびの市末永1495-5

◆開館時間:午前9時00分~午後5時00分

◆料金:無料

◆お問い合わせ:0984-33-3002

えびの高原へのアクセス、駐車場は?

◆高速インターチェンジからのアクセス

・宮崎市方面からのアクセス:小林インターチェンジより30 分
・鹿児島市方面からのアクセス:溝辺鹿児島空港インターチェンジより60分
・福岡・熊本方面からのアクセス:えびのインターチェンジより30分

◆空港からのアクセス

・宮崎空港より車で1時間30分(高速道路使用時)
・鹿児島空港より車で1時間

◆駐車場

・有り(有料/500円)

※不動池周辺から韓国岳登山口までの道路沿いに無料駐車可能なスペースもあります。

◆お問合せ

・0984-35-3838(えびの市観光協会)
・0984-33-3002(えびのエコミュージアムセンター)

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