高千穂の夜神楽2016の見学と日程スケジュールは?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

高千穂に古くから伝わる夜神楽は、1000を超えるといわれる全国神楽の中でも数少ない国の重要無形民俗文化財です。高千穂夜神楽は、「天照大神の岩戸隠れ」が描かれた民俗芸能で、ここ高千穂に舞い継がれる神話劇を通して神々の世界にひたることができます。

441-301-02

高千穂の夜神楽って?

神楽は、神を迎えて行われる鎮魂の神事で、宮廷で行われるものは「御神楽(みかぐら)」、民間で行われるものは「里神楽」として、日本の伝統芸能の原点と考えられています。では、高千穂神楽の場合は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の岩戸隠れの際に、その前で踊った天鈿女尊(あめのうずめのみこと)の舞いが起源とされています。そもそもの発祥は不詳ですが、平安時代末期とされ、秋の収穫に対する感謝と翌年の豊穣を願って行われる神事として、毎年11月下旬から翌年2月上旬に高千穂の各地で開催されます。各集落の神社から氏神様を神楽宿(当番の民家や公民館など)に迎え、全33番までの演目を奉納します。

高千穂の夜神楽の見学は?

◆地元人による高千穂夜神楽
里神楽とよばれる本式の夜神楽は、11月中旬から2月上旬までの期間に高千穂町の各地で開催されます。夜を徹して舞い踊る33番までの全演目を鑑賞することができます。基本的に、戸を開け放った状態で舞い踊るために防寒対策は必要です。そして、開催日は各地区によって異なります。

・日程の詳細は ⇒ 高千穂の夜神楽日程表

・お問い合わせ:0982-73-1212

この各地区で行われる夜神楽は、カーナビで検索できない場合も多いので、土地勘のある地元タクシーでの移動がオススメです。車で移動する場合は、駐車場が臨時的な場所となり、場合によっては畑がそのまま駐車場となることもあります。

・宮交タクシー:0982-72-2121
・高千穂交通 :0982-72-2145

◆毎年恒例の高千穂夜神楽まつり
高千穂町内外を問わず、誰でも気軽に参加できるのが毎年恒例の夜神楽まつりです。

【天岩戸夜神楽三十三番大公開まつり】
・開催日:11月3日
・時 間:10:00~22:00
・場 所:天岩戸神社
・お問い合わせ:0982-74-8239(天岩戸神社)

【神話の高千穂夜神楽まつり】
・日時
11月22日18:00~22:00
11月23日10:00~23:00
・場所:高千穂神社
・お問い合わせ:0982-72-2413(高千穂神社)

862

◆毎日開催の高千穂夜神楽
高千穂神社の境内にある「神楽殿」では、通年、高千穂の夜神楽を鑑賞することができます。演目は、三十三番の中から「天照大神の岩戸隠れ」にまつわる代表的な「手力雄の舞」、「鈿女の舞」、「戸取の舞」、「御神体の舞」が上演されます。

・時間:毎日20:00~21:00
・予約:不可(客席は来場者順)
・料金:700円
・お問い合わせ:0982-73-1213(高千穂町観光協会)