宮崎県延岡市にある本東寺(ほんとうじ)の慧日梅(えにちばい)の観梅会の日程やイベント、アクセス、駐車場について紹介します。今回紹介する延岡市にある本東寺には、白梅50本、紅梅5本があり「慧日梅」と呼ばれています。特に本東寺本堂前には、樹齢200年ともいわれるみごとな枝垂れ白梅があり、毎年2月初旬に観梅会が開かれます。
目次
本東寺慧日梅の観梅会の日程とイベント、野点は?
◆日程:2020年2月10日(月)~11日(火・祝)
◆時間:10:00~16:00
◆会場:本東寺(延岡市松山町1133番地)
◆イベント
・名手二人による共演:10日(月)11:00~
※黒木山雄(居合)、塩月 眞(朗詠)
・延岡史談会による史跡ガイド(無料):10:00~16:00
◆延岡茶道連盟による野点
・一服 300円お茶菓子付き
・本堂前のバンコに座れます
◆お問い合わせ:0982-32-3827
(出典:延岡市観光協会公式HPより)
本東寺(ほんとうじ)の慧日梅(えにちばい)とは?
延岡市から高千穂に通じる国道218号線から少し入った所に本東寺があります。この寺は建武2年(1335)に開基された寺で、正式には慧日山(えにちざん)本東寺(ほんとうじ)といいます。本東寺境内には、鬼子母神様(安産、子育、子授け)が安置され、婦人の信仰があつい寺です。
また、本東寺境内には、樹齢210年といわれている梅の木があり、山号より慧日梅(えにちばい)と言われています。この梅の木は、新富町の「座論梅」、宮崎市高岡町の「月知梅」とともに宮崎県三梅の一つに数えられている銘木でもあります。
◆お問い合わせ:0982-32-3827
(出典:延岡市観光協会公式HPより)
本東寺の歴史的見どころは?
本東寺境内には、岩熊井堰の開設に尽力した藤江監物と江尻喜多衛門の墓碑、徳川家康・織田信長の曾孫で延岡藩主・有馬直純の妻だった日向御前をまつる五輪塔、有馬家の墓碑、有馬康純公夫妻の墓などがあり、土持氏最後の城となった松尾城址が近くにあります。ただし、現在は石垣も無く畑になっています。
◆藤江監物・江尻喜多衛門の墓碑
◆織田信長・徳川家康の曾孫である日向御前の五輪塔
延岡藩「当時:縣(あがた)藩」の初代藩主の有馬直純公の正室日向御前は、幼名を国姫といい、母方系の徳川家康、織田信長のひ孫にあたります。徳川幕府の重臣たちから日向御前と呼ばれていたほどの女性です。有馬氏の時代は、延岡市を代表する愛宕山(あたごやま)は女人禁制の山でしたが、姫は「男が登ってよい山に女が登れぬという法は無い。私が登ってみせる」と言って登ったと伝えられ、延岡では男勝りのおてんば娘を「日向御前」といいます。
◆有馬家の墓碑
延岡藩「当時:縣(あがた)藩」の初代藩主の有馬直純公の正室日向御前は、幼名を国姫といい、母方系の徳川家康、織田信長のひ孫にあたります。徳川幕府の重臣たちから日向御前と呼ばれていたほどの女性です。有馬氏の時代は、延岡市を代表する愛宕山(あたごやま)は女人禁制の山でしたが、姫は「男が登ってよい山に女が登れぬという法は無い。私が登ってみせる」と言って登ったと伝えられ、延岡では男勝りのおてんば娘を「日向御前」といいます。
◆有馬康純公夫妻の墓
山門を入るとすぐ右側に、高さ3m、幅1mほどの墓が目に入ります。有馬康純公(元禄5年死去)と妻(正保2年死去)の墓です。また、永純公夫妻が献塔したと思われる供養五輪塔が左右にあります。
◆お問い合わせ:0982-32-3827
住所、アクセス、駐車場は?
(出典:延岡市観光協会公式HPより)
◆住所:延岡市松山町1133番地(本東寺)
◆アクセス:東九州自動車道延岡ICから車で5分
◆駐車場:あり(無料)
◆お問い合わせ:0982-32-3827
観梅会関連企画の春を呼ぶ梅Sanpoぶらりバス旅って?
◆期日:2020年2月10日(月)
◆定員:20名
◆参加費:1,000円(お茶代・保険料・ガイド料込)
◆ガイド:笠江洋子(延岡ガイドボランティア)
◆申込期限:1月31日
◆お問い合わせ(申込先):090-5472-9275(担当:山崎洋一)
◆コース
・ 9:45:集合(松山橋下・マルショク前河川敷)
・10:00:出発
・10:10:慧日梅(本東寺)着
・10:12:西南戦争古戦場(車窓より)
・10:15:臥龍梅(大峡町)着
・11:45:西郷隆盛宿陣跡・可愛山稜伝説地着
・13:00:十日えびす(今山神社)着
・13:30:解散(松山橋下)